生活習慣の乱れが原因とされる本態性症高血圧

血圧は、心臓から送り出された血液が動脈の壁を押す力を分かり易く数値化したものです。
血圧には、心臓が縮んだ時の収縮期血圧やと心臓が広がる拡張期血圧がり、収縮期血圧を上の血圧や最高血圧と呼び、拡張期血圧を下の血圧や最低血圧と呼んでいます。
高血圧症は、性別や年代に関係無く収縮期血圧が140mmHg以上、拡張期血圧が90mmHg以上の状態をさしています。
しかし、家庭においての血圧測定値は、医療機関での測定値よりも低めの血圧数値が測定される為に、基収縮期血圧が135mmHg以上、拡張期血圧が85mmHg以上と設定されています。
高血圧には、本態性症状と二次性症状、老人性症状の3種類があります。
二次性は、腎臓病やホルモン異常などの疾患が原因の症状であり、原因となる疾患が全開する事で高血圧症の症状が改善します。
本態性症状は、遺伝的な体質や生活習慣の乱れによる肥満、塩分の過剰摂取、ストレスなどが複雑に絡み合って血圧の調節システムに多大な悪影響を与える為に血圧が高くなると考えられており、明確な原因は未だに不明です。
この疾患に関係する可能性のある有力な遺伝子は、レニン・アンジオテンシンアルドステロン系やキニン・カリクレイン系、交感神経系の各種構成要因に影響する遺伝子です。
本態性症状は、サイレントキラーとも呼ばれ自覚症状が発現しないとされ、動脈硬化から脳血管疾患や心疾患など重篤な疾患の発症リスクを高めます。
高血圧の予防には、生活習慣の改善が効果があるとされています。
生活習慣の改善は、特に食生活における塩分の摂取量の抑制が重要視され、世界保健機関では1日当たりの塩分摂取量が6g以下が好ましいとされています。

トップページへ